海老 蝦 鰕 エビ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
海老 蝦 鰕
エビ
英語:Shrimp シュリンプ
Unicode:
[海_0x6D77][老_0x8001]
[蝦_0x8766]
[鰕_0x9C15]
節足動物門甲殻亜門軟甲綱十脚目(エビ目)のうち、カニ下目とヤドカリ下目以外の全ての種の総称です。
分類上はザリガニもエビに含まれます。
カブトエビ、ホウネンエビ、カシラエビ、ムカデエビ、カイエビ、ヒメヤドリエビ、コノハエビ、ヨコエビ、シャコなどは、名前に「エビ」とついていたり、姿形がエビと似ていますが、いずれも甲殻類ですが、十脚類ではなく別系統になります。
「えび」は、元々は葡萄またはその色を指す言葉でした(葡萄は古語ではエビヅルと呼ばれました)。
葡萄の色に似ていることから「えび」と呼ぶようになったとされています。
漢字表記の「海老」や「蛯」は、曲がった腰と長い髭を老人に見立てたものです。
極めて多くの種類が存在し、河川から深海まであらゆる水環境に生息します。食用や観賞用として人と身近な存在となっています。
主に卵生で、卵を水中に放出する種類と、産んだ卵を腹肢に抱えて保護する種類がいます。
孵化した子は親とは異なった体型で、水中を漂うプランクトン生活を送り、脱皮を繰り返して小さなエビの姿となります。
主に肉食ですが、海藻類などの植物も食べます。プランクトンや、貝などの小動物、魚の死骸なども食べています。
ほとんどの種類が食用にでき、世界中で大小さまざまなエビが大量に漁獲・養殖され、様々な調理法や加工品として消費されています。
また、繁殖力も強く、他の生物にとっても極めて重要な食料となっており、生態系で重要な役割を担っています。
主な料理法は、刺身、茹で、焼き、佃煮、グラタン、寿司、天ぷら、エビフライ、えび団子、焼売、餃子、エビチリ、炒物、鉄板焼きなど多種多様で、スナック菓子としても、煎餅、えびせん、などに加工され消費されています。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.