河馬 カバ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
河馬
カバ
英語:Hippopotamus ヒポポタマス
Unicode: [河_0x6CB3][馬_0x99AC]
偶蹄目カバ科のほ乳類で、ナイル川周辺やサハラ砂漠より南のアフリカに生息しています。近年は生息地の開発や破壊などによって減少し絶滅危惧種に指定されています。
体長は3.5~4.0m、体重は1.2~3.5tにもなります。
10~20頭のメスと子どもからなる群れをつくって水辺で生活しています。
乾季には100~150頭の群れを作ることもあります。オスは単独で生活するか、群れの周囲に縄張りを作ります。
食性は草食で、草、根、木の葉などを食べます。
夜行性で、日中は水の中にいて、夜になると陸上で草を食べる生活をしています。皮膚が非常に厚く、汗を出して体温の調節をする機能がないため、昼間の暑い時間を水の中で過ごします。汗を思わせる赤い色のネバネバした液体を分泌し、紫外線や細菌から皮膚を守っています。
頭部は大型で口が大きく開きます。下顎の犬歯は50センチメートルに達することもあり、闘争時にはこの犬歯が強力な武器となります。
顔の側面に鼻・眼・耳介が一直線に並んで位置するため、これにより水中から周囲の様子をうかがいながら、呼吸することができます。
鼻孔は内側の筋肉が発達して自由に開閉することができ、水中での浸水を防ぐことができます。
潜水時間は最長で5分ほどです。また、陸上では時速40km以上で走ることもできます(持久力はありません)。
見た目や、動物園などでスイカをもらって食べる様子などが、ユーモラスで可愛らしい印象ですが、野生のカバは縄張り意識が極めて強く、獰猛なワニさえ噛み殺すこともあり、非常に危険で、縄張りを犯せば、人間も襲われて死亡することもあるそうです。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.