楡 ニレ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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楡 ニレ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

ニレ

英語:Elm エルム

Unicode: [楡_0x6961]

ニレ科ニレ属に属する樹木の総称です。広葉落葉樹ですが、一部に半常緑樹の品種もあります。高木で、樹高は10m未満のものから大きいと40mを超すものまであります。

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斜面、谷沿い、川沿いなど湿潤で肥沃な所を好む種が多く、日当たりを好みます。花は風媒花で、ほとんどの種類は春に花を咲かせます。

洋の東西を問わず、ギリシア神話、北欧神話、アイヌ神話など、様々な神話に登場し、神聖な樹木として扱われてきました。

成長が早く移植が容易で、樹形や新緑が爽やかな印象を与えるため、街路樹、庭園へ多く利用されました。また盆栽として栽培もされます。

紅葉も美しいため、風景画の題材としてもよく描かれます。日本では北海道大学(北海道札幌市)構内のニレ並木が有名です。

材は広葉樹の木材としては、中程度の硬さを持っていて使いやすい為、主に家具材や内装材などに使用され、太鼓の胴の部分の材料や彫刻の材料としても用いられます。

花言葉は「高貴」「尊厳」「威厳」「信頼」「美しさ」「魅力」「優雅さ」「礼節」「愛国心」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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