栄螺 拳螺 サザエ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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栄螺 拳螺 サザエ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

 

栄螺 拳螺 サザエ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

栄螺 拳螺

サザエ

英語:Horned Turban ホーンドターバン

Unicode:
[栄_0x6804][螺_0x87BA]
[拳_0x62F3][螺_0x87BA]

腹足綱古腹足目リュウテン科の巻き貝の一種で、東アジアの海水温が高い海域の、外海に面した磯に多く生息しています。

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大型の巻き貝で、殻高、殻径ともに10cm以上になります。
日本海側のサザエは、成長しても殻長10cmほど、太平洋側のものは非常に大きくなり、殻長12cmを超えることもあります。

殻に特徴的なトゲがあり、様々な意匠や比喩などに利用されますが、トゲは個体によって有ったり無かったり(それぞれ有棘型、無棘型と呼ばれる)、発達の度合が色々で、成長の途中から出たり、あるいは消失したりすることもあります

体の表面は全体に黒っぽく、黒褐色の細かい線状の斑紋が多くあります。頭部には1対の触角があり、足は筋肉質でよく発達しており縦の溝で左右2つに分かれていて、これを左右交互に動かしながら前進します。足の後方背面には厚い炭酸カルシウムが付着しており、体が殻の中に入ると、これが蓋の役割を担います。

産卵期は夏。雌雄異体ですが、殻や軟体の外見からは区別できないようです。

潮間帯から水深30m程度までの岩礁で暮らしています。浅い場所には小型個体の密度が高く、大型個体ほど深所に生息する傾向があります。

夜行性で、夜になると岩礁を動き回り、海藻を歯舌で削り取って食べます。

日本では代表的な食用貝類の一種で、サザエの壺焼きなどでよく知られます。壺焼きはサザエの殻を壺に見立てて直火に掛け、水分が吹き上がってきたら酒、しょうゆで味付けします。

主な料理法は、刺身、セビチェ、壺焼き、エスカルゴ風、しょうゆ煮、塩ゆで、炊き込みご飯、ピラフ、天ぷらなどです。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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