木春菊 マーガレット もくしゅんぎく 角字で花と植物の名前、漢字表記
木春菊
マーガレット もくしゅんぎく
英語:Marguerite マーガレット
Unicode: [木_0x6728][春_0x6625][菊_0x83CA]
キク科の半耐寒性多年草で、和名は「木春菊(モクシュンギク)」一般的にはマーガレットと呼ばれ、観賞用の園芸植物として、主に温室やビニールハウスで栽培されています。
原産地はカナリア諸島で、17世紀末に欧州に渡り、日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から幅広く栽培されるようになりました。
デンマーク王国の国花です。
フランス共和国の国花です(※諸説あり)。
品種によって草丈が様々で、背丈のある品種は1mを超えるものもあります。
葉は羽状に、細く尖端がギザギザと尖っているのが特徴です。
開花時期は3月~5月。茎の先に白色の舌状花と黄色い管状花を持つ花を咲かせます。原種は白色の一重咲きですが、現在では白、ピンク、黄色、クリーム色、アプリコット色、八重咲き、丁字咲きのものがあります。
本来は宿根草ですが、日本では温暖地でないと越冬できないため、一年草の扱いになっています。何年も越冬できて、大株になってくると、茎が木質化し、低木のようになります。
育て方は、日当たりのよい場所を好みますので、日当たりが良く寒風の当たらない場所に植えてください。
水はけ良く肥沃な土壌を好みますので、地植えの場合は、植え付け前に腐葉土をすき込みましょう。鉢植えは市販の草花用培土で問題なく育ちます。
乾燥気味を好みます。過度な水やりには注意しましょう。土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。地植えの場合は、あまり乾燥しなければ雨水で大丈夫です。
施肥は、元肥に腐葉土などを土に混ぜ込み、春と秋に緩効性肥料を置き肥します。夏の生長が止まる時期には施肥は不要です。肥料を与えすぎると葉が黄色くなるので、これを目安として、過肥には気を付けましょう。
花言葉は「恋占い」「真実の愛」「信頼」「秘密」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.