朝顔 アサガオ 角字で花と植物の名前、漢字表記
朝顔
アサガオ
英語: Morning glory モーニング グローリー
Unicode: [朝_0x671D][顔_0x9854]
アサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属のつる性の一年草です。日本へは奈良時代に中国から渡来し、薬草として用いられたのが始まりです。中国語で牽牛と呼ばれ、日本では「蕣」の漢字も当てられます。平安時代は、別の植物である桔梗が朝顔と呼ばれて、短歌なども詠まれていました。
日本で最も発達した古典園芸植物で、観賞用として楽しまれるようになったのは江戸時代、大きな花の「大輪アサガオ」や、葉や花がユニークに変化した「変化咲きアサガオ」が大流行しました。
あんどん仕立てやつるを長く伸ばしてカーテンのように仕立てる方法が代表的ですが、つるが伸びない矮性の品種もあります。栽培しやすいため、生育サイクルを観察するための教材として小学校などで広く栽培されています
花言葉は「愛情」「結束」、白色の花言葉は「あふれる喜び」「固い絆」、青の花言葉は「短い愛」「儚い恋」、紫の花言葉は「冷静」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.