日々草 ニチニチソウ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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日々草 ニチニチソウ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

日々草

ニチニチソウ

英語:Periwinkle ペリウィンクル

Unicode: [日_0x65E5][々_0x3005][草_0x8349]

キョウチクトウ科ニチニチソウ属の植物で、初夏から晩秋まで、次々に花が咲くので、「日々草」という名が付きました。似たような名前の植物にヒャクニチソウがありますがこちらはキク科で種類は異なります。

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マダガスカル原産で、熱帯地方各地でも野生化しています。温帯でも栽培可能ですが寒さには弱いです。

原種は低木で匍匐する多年草ですが、観賞用に品種改良された栽培種は、直立するものが多く、耐寒性がないため、日本ではほとんどが一年草扱いです。

葉は長楕円形で、花は直径3~4cm程度、花弁は5つに別れ、花色は白、ピンク、赤、赤紫などがあり、中心だけ色が違う品種もあります。

全草に10種以上のアルカロイドが含まれていて、食べると心機能障害、痙攣、筋肉麻痺、嘔吐などが起こる事がありますので、絶対に食べないように注意してください。

庭植えにも、鉢植えにも適する、夏花壇の代表的な植物で、ガーデニングでも人気があります。移植を嫌うので、苗を入手したら、ポットに根が廻りきる前に花壇や鉢に植え付けます。

日当たりがよく、風通しのよい場所で管理してください。

種から育てる場合は、発芽適温が20~25度と高めなので、まき時は4月頃となります。嫌光性なので、種をまいたら必ず土をかけましょう。また、発芽までに10日ほどかかります、その間、土を乾かさないように注意します。

用土は、水はけのよい土を選んでください。市販の花用培養土で問題なく育ちます。酸性の土を嫌うので有機石灰を入れて中和します。

連作障害が起きやすいので、毎年同じ場所には植えないようにしましょう。

乾燥に強い草花です。湿った土を嫌うので、水やりは土が乾燥したらたっぷりとあげるようにします。

花言葉は「楽しい思い出」「友情」「生涯の友情」です。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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