岩梨 イワナシ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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岩梨 イワナシ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

岩梨

イワナシ

英語:Epigaea asiatica エピガエア アジアティカ

Unicode: [岩_0x5CA9][梨_0x68A8]

 

ツツジ科イワナシ属の常緑小低木で、日本固有種。北海道西南部、本州の日本海側に分布し、山地から亜高山帯の林縁に生育します。

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茎は地上を這って広がり、長さは10~25cm。赤褐色の粗い毛を持ちます。

葉は短い柄をもって茎に互生し、やや革質。葉形は卵形で先端は尖り、長さ4~10cm、幅2~4cm程。縁には褐色の粗い毛が生えています。

花期は5~6月で、枝の先端に総状花序につき、3-8個の淡紅色の花をつけます。萼は深く5裂し、長さ1cmの鐘形の花冠をつけます。花冠は先端が5裂し、雄蕊は10本です。

果実は緑色から赤褐色の果皮に包まれ、径1cm程で扁球形をしています。

実は食用になります。甘味があり、ナシ(梨)に似ていることから岩梨と呼ばれるそうです。

栽培の難しい植物です。

育て方は、高温、乾燥、直射日光を嫌うので、日中は明るめの日陰で、風通しが良い場所に置き、気温、湿度をこまめに管理しましょう。夏は半日陰の涼しい場所に置きます。

用土は、鉢底に山土を入れ、その上に赤玉土(小)と桐生砂の混合土を敷きます。表面をミズゴケやハイゴケで覆い、乾燥を防ぎます。

移植や植え替えを嫌います。植え替えが必要な時は、芽が生長しないうちに行い、土は全部落とさないようにします。根をいじると弱って枯れてしまう場合がありますので注意してください。

水を好む植物です。水やりは、春先は、表土が乾いたらたっぷりと与えます。夏は用土の乾き具合を見ながら施します。休眠期は控えめにやりますが、鉢内が乾燥しないように与えます。

施肥は、貧栄養な岩場や山の斜面に生育している植物なので、肥料の与え過ぎは逆効果です。成長期に油かすなどの緩効性肥料を少し与え、春と秋に10日~1週間に一度、ごく薄めた(1000~2000倍)液肥を与えます。

花言葉は「恋の噂」「あなたを愛してます」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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