山女 山女魚 ヤマメ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
山女 山女魚
ヤマメ
英語:Cherry trout チェリートラウト Yamame trout ヤマメトラウト
Unicode:
[山_0x5C71][女_0x5973]
[山_0x5C71][女_0x5973][魚_0x9B5A]
サケ目サケ科のサクラマスが、地殻変動などで内陸に閉じ込められ、海に下らずに一生を淡水で過ごすようになった河川残留型個体のことで、陸封型トラウトとも呼ばれます。
北海道から九州までに分布して、川の上流などの冷水域で暮らしています。生息上限温度は24度で、24度を超えると餌を食べなくなり、26度で死んでしまいます。そのため平野部の水温が高い河川や、水温が高くなる地方には住んでいません。イワナよりも下流域に生息しますが、近年盛んになった放流により分布は乱れています。
体長30cm前後に成長します。体型は細長く、体の側面に上下に「パーマーク」と呼ばれる、小判状の斑紋模様があるのが特徴で、成長とともに次第に薄くなり、30~40cmクラスになると一般には、サクラマスのような銀色に近い魚体となります
食性は肉食で、水生昆虫や川に落下する昆虫などを食べています。
産卵期は9月~10月。繁殖期になると、体全体が黒っぽくなり、薄い桃色から濃い紅色の婚姻色が不定形に表れます。
渓流釣りの対象魚としても人気があり、「渓流の女王」と呼ばれています。非常に警戒心の強い魚で、天然物は釣るのが困難です。
古くは山間部の貴重なタンパク源で、非常に地域的で貴重な食材でした、近年では養殖が盛んになり、山間部の清流で養殖された物が、温泉宿などで供されるようになり、スーパーなど、一般にも流通するようになりました。
主な料理法は、塩焼き、ムニエル、ホイル焼きなどです。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.