子守熊　コアラ　角字で哺乳類の名前、漢字表記

子守熊

コアラ

英語：Koala　コアラ

Unicode：［子_0x5B50］［守_0x5B88］［熊_0x718A］

哺乳綱双前歯目コアラ科コアラ属の有袋類。現存する種ではコアラ科コアラ属は本種のみ。

カンガルーのようにお腹の袋で子育てをします。日本語の別名はコモリグマ（子守熊）またはフクログマ（袋熊）。

オーストラリア（クイーンズランド州南東部、ニューサウスウェールズ州東部、ビクトリア州、南オーストラリア州南東部）に分布しています。

分布域内では熱帯雨林、温帯のユーカリ林、疎林などに生息します。

通常は単独で生活し、群れを作りません。

体色は背面が灰色で、腹面が白色、体長は約65～82cm、体重は約4～15kg。オーストラリア北部に生息するコアラよりも、南部に生息するコアラの方が体が大きく体毛の長さも長いです。

尻尾は退化して存在しません。

手足の爪が長く、木に捕まりやすくなっています。

ふさふさした耳や、大きな鼻が特徴的です。

食性は草食性で、ユーカリやアカシア、ティーツリーの葉や芽を、一日に500gから1kg以上を食べます。

ユーカリは600～700種以上あるとされていますが、全てのユーカリを食べるのではなく。多くのユーカリの種の中から数種類のユーカリや、その他の植物を好んで食べます。

ユーカリの葉は、昆虫や野生動物に食べられるのを防ぐために、タンニンや油分が含まれており、消化が悪く、一般に動物の餌として適しません。コアラはユーカリを食べる前ににおいをかぎ、葉を選別して、さらに盲腸で発酵させることでユーカリの毒素を分解し、消化吸収します。

通常、水分は食物からのみ摂取し、直接水を飲むことは稀です。

樹上で生活しますが、木の葉を集めたり、樹洞を利用するというようなことはせず、特定の巣は持ちません。休むときは通常、葉がよく生い茂り、太陽光や雨などがしのげる樹上で休息し、一日のうち18～20時間以上を眠るか休んで過ごし、最も活動的になる時間は早朝および夕方です。

稀に歩くこともあり、4足歩行です。

天敵は大きな猛禽類のほか、地上を歩いたときに、ディンゴ、野生化したイヌ、キツネなどに襲われることがあります。

可愛らしい見た目と仕草で、動物園で人気者ですが、動物の中でも非常に神経質で、人工施設内で飼育する場合はストレスで弱ったり、死亡することがあるため、飼育には細心の注意が必要とされます。

 

角字とは？

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字（漢字）が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.