下野 シモツケ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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下野 シモツケ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

下野

シモツケ

英語:Spiraea japonica スピライア ジャポニカ

Unicode: [下_0x4E0B][野_0x91CE]

バラ科シモツケ属の落葉低木の1種で、日本、朝鮮半島から中国西北部にかけて温帯に分布します。日本では本州、隠岐諸島、四国、九州に分布すします。

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海岸から山地までの、日当たりの良い草地や、岩礫地などに、やや稀に生育します。

現在の栃木県下野(しもつけ)の国で最初に見つかったことから、「シモツケ」という名称になったといわれています。

樹高0.2~1mの低木で、樹皮は若い枝は暗褐色で、生長と共に灰褐色または暗褐色となり、なめらかで、縦に裂けてはがれ、枝はほぼ円柱形です。

葉は単葉で互生、葉身は長さ1~8cm、幅2~4cmの披針形、卵形または広卵形で、先は尖り、縁に不揃いの重鋸歯があります。
葉の表面は緑色で、無毛またはやや密に短毛が生え、葉脈はへこみ、質は膜質または革質、葉の裏面は淡緑色または粉白色で、葉脈は隆起し、白色から淡黄色の軟毛が生えるか、無毛です。葉身の形や大きさ、毛の変異が多く。子葉は楕円形です。

開花時期は5~8月。本年枝の枝先に複散房形花序を付け、赤色、紫色、白色、ピンクの小さな花を多数付けます。
その花姿は、まるで傘かブーケのようで、華やかで可愛らしいので、世界中で人気があり、園芸種として人気があります。

育て方は、日当たりが良く、風通しの良い肥沃な場所を好みます。夏の暑い時期は、半日陰に置きます。

用土は、水はけの良い肥沃な土を使います。植える場所に、腐葉土をたっぷりと漉き込み、良く耕しておきます。
鉢植えの場合は、赤玉土7:腐葉土3の混合土などを使用します。

水やりは、乾燥が苦手なので、表土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。基本的には1日1回のペースで与えます。冬場は控えめにします。乾燥も苦手ですが、ジメジメとした過湿の状態も苦手なので、与えすぎに注意してください。

施肥は、芽が出た後の4月頃と秋に、緩効性化成肥料を置肥します。

花言葉は「無駄」「無益」「整然とした愛」「はかなさ」「努力」「自由」「気まま」「爽やかな朝」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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