一日一善 いちにち-いちぜん 角字でことわざ、四字熟語
一日一善
いちにち-いちぜん
日に一度は善い行いをして、それを積み重ねるように心がけなさいという意味。
「一日」その日一日のこと
「一善」一つの良いこと
Unicode: 一[U+4E00] 日[U+65E5] 善[U+5584]
中国の道徳書に「功過格」という道徳書がある。儒教、仏教の教義に基づいた道徳規準を元に、功(善行)と過(罪悪)とに分類して表にした表であり、これを参考に、自身の行いを採点する。点数によってプラスあるいはマイナスとして集積され、それによって天の賞罰が施されるとする(プラスになれば良い運が訪れ、マイナスになれば悪いことが起きる)。日本へも伝来し、江戸時代には学者や農民にまで利用された。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.