鯱 シャチ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
鯱
シャチ
英語:Killer Whale キラーホエール Orca オルカ
Unicode: [鯱_0x9BF1]
哺乳綱鯨偶蹄目マイルカ科の海獣で、世界中の海に生息し、地中海やアラビア海にも生息します。冷水を好み、餌になる生物が多いことなどから、特に極地付近の沿岸に多く住んでいます。
別名サカマタ(逆叉、逆戟)。
マイルカ科では最大で、オスの体長は平均で5.8~6.7m、メス4.9~5.8mにもなります。体色は背中は黒く腹部は白色で、両目の上方にアイパッチと呼ばれる白い模様があります。
大きな背びれを持ち、オスのものは最大で2mにもなります。背びれの根元にサドルパッチと呼ばれる灰色の模様があり、背びれの形状やサドルパッチで個体識別することができます。
長さ8~13cmの円錐状の鋭い歯を持ち、獲物を噛みちぎることができます。
食性は肉食性で、魚、イカ、海鳥、ペンギン、イルカ、ホッキョクグマ、アザラシ、オタリアから、サメやクジラ、同じ仲間のシャチまでも食べてしまいます。自然界での天敵は存在せず、海洋系での食物連鎖の頂点に存在します。
単体、または数頭から数十頭ほどの群れを作って生活し、非常に社会的な生活を営みます。
極めて高い知能があり、仲間と連携して、氷の下からの奇襲、群れでの追い込み、挟み撃ちなど、高度な狩りの技術を持っています。
イルカやクジラのように、特殊な音を発して音響反射でレーダーのように敵や獲物を補足したり、地形を把握したりすることができます(エコロケーション)、また、発した音で、仲間同士の会話をすることもできます。
知能が高いため、芸を教え込むと良く覚え、水族館でのショーは人気が高いです。
不思議なことに、人間に対してはあまり攻撃的ではなく、人を食い殺したという、はっきりした事例は知られていませんが、サーファーが足を噛まれたり、ステージ上にいた飼育員が水中に引きずりこまれたりする事はあったようです。これらは捕食目的よりも、好奇心が高いため、興味本位でじゃれたり、遊びに誘おうとした結果の事故だとの認識になっています。
ただし、シャチは大型魚を捕食するため、養殖場を荒らしたり、網を破ったりと、漁業関係に与える被害が報告されています。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.