鯢 サンショウウオ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鯢 サンショウウオ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

サンショウウオ

英語:Salamander サラマンダー

Unicode: [鯢_0x9BE2]

両生綱有尾目サンショウウオ上科に属する両生類の総称で、日本、中国、台湾、アメリカなどに生息しています。

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ミカン科サンショウ属の落葉低木であるサンショウに似た匂いを放つため、サンショウウオ(山椒魚:古くは椒魚:はじかみうお」と名が付けられました。

日本には20種類以上が棲息しています。全長50cm〜150cmと世界最大の両生類の一つであるオオサンショウウオが有名ですが、他の種類は20cm以下と小型のものが多いです。

オオサンショウウオは水の綺麗な清流で、繁殖期に川を遡上するとき以外はほとんど水中から出ることはなく暮らしています。
他の種類は、森林の湿った落ち葉の下、モグラやネズミが掘った穴の中、川近くの石の下などに隠れるように生活しています。

いずれも、あまり人の目にはふれることはありませんが、春になると水辺に集まって産卵行動をする種類が多く、繁殖期には目撃されることが多いです。

食性は主に肉食で、オオサンショウウオなどは、大きな口に入る動物なら何でも食べてしまいますが、あまり動き回らず岩の影などに隠れて、獲物が来るのを待ち構えます。

他の両生類と同じように、皮膚には鱗がなく粘膜に覆われています。呼吸の大半を皮膚呼吸に頼っていて、皮膚が湿っていないと死んでしまいます。

乾燥に弱く、動きも遅いので、他の個体との交雑が起こりにくく、地方ごとに独自の種類が分布しています。反面、開発などで種の存在が脅かされやすく、絶滅が危惧されている種類や地域個体が多いです。

食材として利用されることもあります。サンショウウオの姿焼きは薬膳として食べられます。また、サンショウウオを燻製にした黒焼きは、滋養強壮薬や媚薬として食べられたこともあるようです。

過去にはオオサンショウウオも食料として用いられていて、実際に食した芸術家北大路魯山人の書によると、肉は硬いが長時間煮込む事でやわらかくなり、味はスッポンの肉の臭みを除いたようなもので非常に美味であるとしています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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