鯑 カズノコ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鯑 カズノコ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

カズノコ

英語:Herring roe ヘリングロウ

Unicode: [鯑_0x9BD1]

ニシンの魚卵および、それの塩漬けまたは乾燥させたもののことです。

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名前の由来は、ニシンを「かど(カドイワシ)」と呼称していた名残で、「かどのこ」が「カズノコ」になったとされています。

基本的には取り出した魚卵は、一度「天日干し」または「塩漬け」にしたものを食用とします。卵一粒一粒は非常に細かいが、無数の卵が相互に結着しているので、全体としては長さ約10cm、幅約2cm前後の黄色い細長い塊となっています。

比較的高価なことや、見た目が「黄金色(こがね色)」をしている様子から「黄色いダイヤ」とも呼ばれています。

また、子宝に恵まれることにあやかって縁起物となり、お正月のおせち料理として食べられます。

日本以外の地域では、近隣のアジア諸国、およびニシンの漁獲量が多い北米・ロシア・欧州等の地域でも、数の子を食用にする習慣は無く、主に日本に輸出しています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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