鯊 沙魚 蝦虎 蝦虎魚 ハゼ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
鯊 沙魚 蝦虎 蝦虎魚
ハゼ
英語:Goby ゴビー
Unicode:
[鯊_0x9BCA]
[沙_0x6C99][魚_0x9B5A]
[蝦_0x8766][虎_0x864E]
[蝦_0x8766][虎_0x864E][魚_0x9B5A]
スズキ目ハゼ亜目に分類される魚の総称で、種類数は現在発見されているものだけで2100種類(未分類も含む)を超えるほどです。
サンゴ礁、岩礁海岸、潮だまり、内湾の砂泥底、干潟、汽水域、海と川を回遊、淡水域など様々な場所でくらしており、ほぼ世界中に生息しています。
体長も様々で、体長は1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまで種類によって差があります。日本国内でよく見られる、ヨシノボリ、アゴハゼ、マハゼなどはいずれも5~15cmほどの小型の魚です。
体型はまんじゅう形か円形で、水底に接して生活する底生魚が多いです。
ヒレは体に対して大きめで、背ビレが2つ、腹ビレが融合して吸盤状になっていることなどが特徴です。
この腹びれで水底や壁に貼りつくことができ、水の流れが速い環境でも水に流され内容になっています。背びれが1つしかない種や、腹びれが吸盤状でないドンコやカワアナゴなどもいます。
運動能力の低い底生魚で、長い距離を泳ぐことは苦手です。水の中層でホバリングするように泳ぐ種や、トビハ胸びれを使って干潟の上を這って生活する特殊な種もいます。
体色は砂底や岩の色に合わせた保護色となっている場合が多いですが、派手な体色をもったハゼや、透明な体色のものもいます。
ほとんどのハゼは肉食で、プランクトン、多毛類、甲殻類、小魚などを捕食しますが、藻類や水底の有機物を主食にする種もいます。
繁殖期にはオスが巣穴にメスを誘い、産卵を行います。巣穴は自分で作ったり、エビやカニの巣穴、捨てられた空き缶など種類や環境によって様々で、産卵後はオスが卵を守ります。
テッポウエビ類の巣穴に同居し、共生するものもいます。テッポウエビが巣穴の改修と拡張を行っている間に、ハゼが見張りに立ち、外敵が接近した時に目の悪いテッポウエビに知らせて、共に巣穴に逃げ込みます。
食用になるマハゼなどは釣りや漁業で漁獲されます。都市部の海岸や海岸近くに浮かべた船からでも手軽に数多く釣れるので、ハゼ釣りは人気があります。
多くの種類が佃煮、唐揚げ、天ぷらなどで食用になり、 種類や場所、季節によっては高級魚とされます。
ハタタテハゼやキヌバリなどの美しい種類は観賞用として飼育もされます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.