角字で 干支(えと) 亥(い) 乙亥、丁亥、己亥、辛亥、癸亥、漢字表記
干支 亥
えと い
Unicode:
【乙亥】いつがい (きのとい) [乙_0x4E59][亥_0x4EA5]
【丁亥】ていがい (ひのとい) [丁_0x4E01][亥_0x4EA5]
【己亥】きがい (つちのとい) [己_0x5DF1][亥_0x4EA5]
【辛亥】しんがい (かのとい) [辛_0x8F9B][亥_0x4EA5]
【癸亥】きがい (みずのとい) [癸_0x7678][亥_0x4EA5]
十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせて干支(えと)となります。
干支(えと)は基本的に十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて表します。
十干と十二支は1年ずつ変化します。組み合わせが変わることによってその年の干支が決定します。例えば、十干が丙で十二支が子の場合は「丙子(ひのえね)」、十干が壬で十二支が寅の場合は「壬寅(みずのえとら)」となります。
干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ること(60年周期)を還暦といいます。
【乙亥】いつがい(きのとい)
干支の組み合わせの12番目で、前は甲戌、次は丙子。
陰陽五行では、十干の乙は陰の木、十二支の亥は陰の水で、相生(水生木)。
水の上に草花が咲いています。水の力によって草花は成長していきますが、水が多過ぎれば、根が腐ります。
生まれの性格や特徴
先見の明、注意深い、行動力、不屈、冒険心、苦難上等、自信家、確かな実績、鋭い直感、霊感、周囲に流されない、頑固者、意思強靱
相性が良い干支は、「庚寅(かのえとら)・丁卯(ひのとう)・癸卯(みずのとう)・乙卯(きのとう)・庚午(かのえうま)」です。
相性の悪い干支は、「己巳(つちのとみ)・辛巳(かのとみ)・辛丑(かのとうし)・癸巳(みずのとみ)・甲申(きのえさる)」です。
【丁亥】ていがい(ひのとい)
干支の組み合わせの24番目で、前は丙戌、次は戊子。
陰陽五行では、十干の丁は陰の火、十二支の亥は陰の水で、相剋(水剋火)。
水の上で、燃えている炎です。 水で消えることなく燃え続ける炎は、誰もが思わず見入ってしまいます。
生まれの性格や特徴
人の心を惹きつける魅力、カリスマ、華やか、発想力、感受性豊か、気配り上手、直感力、勉強熱心、意外と真面目、実は努力家、平和主義、穏やか、人から好意を抱かれやすい
相性が良い干支は、「壬寅(みずのえとら)、己酉(つちのととり)、己卯(つちのとう)、乙卯(きのとう)、己未(つちのとみ)」です。
相性の悪い干支は、「庚午(かのえうま)、辛巳(かのとみ)、癸巳(みずのとみ)、庚子(かのえね)、癸亥(みずのとい)」です。
【己亥】きがい(つちのとい)
干支の組み合わせの36番目で、前は戊戌、次は庚子。
陰陽五行では、十干の己は陰の土、十二支の亥は陰の水で、相剋(土剋水)。
水の上に、柔らかい土があります。土は良く水を含んでおり、田んぼのようになっています。水が多過ぎると泥水になります。
生まれの性格や特徴
実直、芯の強い人、コツコツと頑張る、堅実、器用、責任感が強い、裏表のない性格、やや生真面目、洞察力、慎重、客観的、本質を見抜く、警戒心が強い、感受性豊か、情に厚い、直感力、ユニークな感性、マイペース、自分らしさにこだわる
相性が良い干支は、「丁卯(ひのとう)・庚子(かのえね)・戊子(つちのえね)・丙子(ひのえね)・甲子(きのえね)」です。
相性の悪い干支は、「乙巳(きのとみ)・癸亥(みずのとい)・乙亥(きのとい)・癸巳(みずのとみ)・丁巳(ひのとみ)」です。
【辛亥】しんがい(かのとい)
干支の組み合わせの48番目で、前は庚戌、次は壬子。
陰陽五行では、十干の辛は陰の金、十二支の亥は陰の水で、相生(金生水)。
水の上に、宝石や貴金属が置いてあります。 水に洗われ宝石の美しさが増していますが、水が多過ぎると宝石が沈んでしまい、かえって美しさが分かりづらくなります。
1911年から1912年にかけて、清で発生した共和革命を、勃発した1911年の干支に因み「辛亥革命」と呼びます。孫文の影響を受けた革命軍が武昌と漢陽を武力制圧、清国は革命軍の制圧に失敗し、15省が独立を宣言しました。1911年に上海で孫文が中華民国大総統に選出され、1912年に清最後の皇帝溥儀が退位し、清国は滅亡しました。
生まれの性格や特徴
明るい性格の、人当たりの良い性格、明朗快活、ムードメーカー、朗らか、熱血、空気読み上手、あきらめない性格、信念、直感が鋭い、強運、ロマンチスト、人を喜ばせるのが好き、意外と現実的、ドラマチック、甘えん坊
相性が良い干支は、「癸卯(みずのとう)、辛卯(かのとう)、丙辰(ひのえたつ)、戊子(つちのえね)、丙子(ひのえね)」です。
相性の悪い干支は、「乙巳(きのとみ)、甲申(きのえさる)、癸巳(みずのとみ)、辛巳(かのとみ)、己巳(つちのとみ)」です。
【癸亥】きがい(みずのとい)
干支の組み合わせの60番目(最後)で、前は壬戌、次は甲子。
陰陽五行では、十干の癸は陰の水、十二支の亥は陰の水で、比和。
水の上に、雨が降り注いでいます。水の力は強く、状況に合わせて柔軟に変化します。雨の降り方次第で、穏やかにも激しくもなります。
生まれの性格や特徴
忍耐強い、優れたリーダー、成功をつかみ取る、逆境に負けない、我慢強い、根性、チャレンジ精神、沈着冷静、、初志貫徹、責任感、素直、信頼されやすい、平等、サバサバ、合理的、行動に無駄がない、大胆、クソ度胸、切り替えが早い、細かいことは気にしない、直観力、観察眼、スピーディー
相性が良い干支は、「乙卯(きのとう)、辛未(かのとみ)、辛卯(かのとう)、戊寅(つちのえとら)」です。
相性の悪い干支は、「丁巳(ひのとみ)、己巳(つちのとみ)、己亥(つちのとい)、丁丑(ひのとうし)」です。