蛇遣座 へびつかい座 角字で星座の名前、漢字表記
へびつかい座
Ophiuchus(オフィウクス)
蛇遣座 へびつかいざ
Unicode: [蛇_0x86C7][遣_0x9063][座_0x5EA7]
Oph
季節(日本): 夏
へびつかいをモチーフとした星座。トレミーの48星座、現代の88星座のひとつ。黄道上に位置している星座ですが、黄道十二星座には含まれません。
夏を代表する星座で、真夏の夜、南の空の真ん中に広がっている大きな星座です。蛇使いがもっている蛇がへび座となっています。
さそり座の北に大きな五角形のように星が並んでおり、これがへびつかい座の胴と頭の部分になります。へびつかい座は、へび座と一緒にされることが多いですが、五角形から横に伸びている星の並びがへび座で、へび座は頭部と尾部に分かれた珍しい星座です。
1604年10月9日にθ星の近くで、超新星SN1604が観測されました。この超新星は、ヨハネス・ケプラーによって観測・報告されたことから「ケプラーの星」と呼ばれています。
へびつかい座は、古代バビロニアでは既に知られていた、とても古い星座です。
ギリシア神話では、蛇は医術や医師の象徴で、へびつかい座の蛇使いは、医術の神アスクレピオスだと伝えられています。
アスクレピオスは、太陽神アポロンとラリッサ王の娘コロニスとの間に生まれ、医術を極め、ついには死者をも甦らせたといわれています。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.