葡萄柚 グレープフルーツ 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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葡萄柚 グレープフルーツ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

葡萄柚

グレープフルーツ

英語: Grapefruit グレープフルーツ

Unicode: [葡_0x8461][萄_0x8404][柚_0x67DA]

ミカン科の常緑中高木、または、その果実のこと。別名ポメロ。またはトローニャ、パンプルムース。

西インド諸島バルバドス島原産で、暖地で果樹として栽培されています。ブンタンとオレンジの自然交配種で、ブンタンの特徴を多く受け継いでいるとされています。

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名前の由来は、房状で鈴なりになる果実をブドウの果実に見立てたことから。

直立性広葉樹で、高さ4~13m程に成長します。

葉は互生し、葉身は長さ5~9cm、幅4~7cmの披針状楕円形。葉柄は1~2cm。葉先は鈍く尖りやや凹み、基部は広い楔形~円形。葉縁は低い波状のきょ歯があり、革質でやや厚く、表面は濃緑色、裏面は黄味を帯びた淡緑色で無数の小さい油点があり、両面とも無毛。葉柄には広い逆三角形状の翼があります。

若い枝は緑色で稜があり、葉腋から0.2~0.5cmの小さい棘が生えます。

花期は5~6月で、直径約4cmの白色の5弁花で、へら状で厚いです。

果実はミカン状果。直径10~15cmの扁球形で、翌年の1~2月に淡黄色に熟します。

柑橘類としては大きめの果実で、皮はむきにくいですが、果肉は柔らかく、汁が多く、食味は甘味と酸味とほのかな苦味と特有の香りがあります。

多数の品種があり、果肉の色によりホワイト系の「マーシュ」とピンク系の「ルビー」の種類があります。

食べ方

生で食べる場合、皮が固いので、ナイフや包丁で切って食べるか、半分にカットして専用のスプーン(グレープフルーツ・スプーン)で食べる方法があります。

甘さや酸味の他に「ほろ苦さ」があるのが特徴で、このほろ苦さが好きだという人と、この苦みが好きでないという人がおり、苦手な人の中には砂糖をまぶして食べる人もいます。

その他には、グレープフルーツジュース、カクテル、サワー、ゼリー等に加工され、皮もマーマレードやジャムに使われることもあります。

果肉に含まれるフラノクマリン類は、様々な医薬品と相互作用があります。特にカルシウム拮抗剤系統の高血圧治療薬などでは影響を強く受けるものがあり、そのほか多数の薬と相互作用し、その約半分では重篤な副作用を起こす可能性があるので、投薬を受けている方は、食べる前に医師に相談してください。

育て方

市販のグレープフルーツの種の発芽率は意外と高く、土に埋めておけば比較的簡単に発芽します。観賞用であれば問題ないですが、実がなるまでに15~20年ほどかかり、親と同じ実がならない場合が多いので、苗を購入して育てる方が確実です。苗の植え付けは3~4月が良いです。

種に付く果実やぬめりをしっかりと洗い流して、ミニプランターや小さめの鉢に種をまき、土が乾かないように毎日たっぷりの水をあげてください。10~15日ほどで発芽するので、樹高が30cmほどになったら、植え替えましょう。種植えの時期は3~6月です。

生育に適した温度は18℃以上です。暑さに強く、寒さに弱いです。

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけの良い肥沃な土を好みます。

地植えの場合、堆肥と腐葉土を混ぜ込んで1週間ほど寝かせてから植え付けましょう。
鉢植えの場合は、赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜたものか、柑橘類用培養土を使いましょう。

水やり

地植えの場合は、根が定着したら、極度に乾燥しない限り水やりの必要はありません。梅雨や冬の時期は、雨や雪に当たらないよう、軒下などに移動させてあげましょう。

鉢植えの場合は、土が乾ききったタイミングで、水が鉢底からあふれ出るくらいたっぷりあげてください。冬の時期は、水やりの頻度は少なめで大丈夫です。

施肥

植え付けの際に有機肥料や完熟堆肥を混ぜ込んでおき、その後は春・夏・秋の3回、有機肥料と化成肥料を交互にあげるとよいでしょう。
しっかり肥料を与えたほうが、実の大きさや形がよくなります。

花言葉

「無邪気」「乙女の無邪気」など。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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