翌檜 アスナロ ヒバ 角字で花と植物の名前、漢字表記

スポンサーリンク
翌檜 アスナロ ヒバ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

翌檜

アスナロ ヒバ

英語:Hiba ヒバ

Unicode: [翌_0x7FCC][檜_0x6A9C]

ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹で日本固有種。アスナロ属はこの1種のみが現生します。北海道南部から、本州、九州の山地に分布します。

スポンサーリンク

材木として利用され、原生木が伐採されたり、植林されています。防風の機能を有する防風樹として利用されており、庭園に植えられることもあります。

名前の由来は「明日にはヒノキになろう」という意味から名付けられた説が有力です。

別名は「アスヒ(明日檜)」。青森県では「ヒバ」、秋田県では「ツガルヒノキ」、岩手県、山形県では「クマサキ」、石川県、富山県では「アテ(貴、阿天、档)」、新潟県佐渡島では「アテビ」などと呼ばれています。

「ヒバ」は、北米産のヒバ「ベイヒバ(イエローシダー)」を指す事もあります。こちらは同じヒノキ亜科ですが、イトスギ属の樹木です。

常緑の高木で、高さ10~30m、直径90cmにも成長します。幹は直立して分岐し、樹形は錐形で、樹皮は灰褐色で薄く縦に剥がれ、枝は小枝を互生的羽状に出し、平らです。

葉は対生で、1つ1つの形は鱗片状で20mm程度、幅も2~10mmで、枝に密着し、上面のものは緑色で、下面のものは雪のように白い、ろう粉が付着しています。

雌雄同株で、花は5月頃に開花し、暗茶色ないし褐色の花を小さく葉先に1つ付けます。

果実は球形の乾果で、色は淡褐色。長さ幅ともに12~16mm位で、先端が三角形針の鉤状、10月頃開いて種子を出します。

種子は各種鱗に3~5個、紡錘形または卵状長楕円体で、両側に広い翼があります。

ヒノキに似ていますが、枝や葉がより幅広く、ヒノキと異なり、数年間枝についている間に幅がより広くなります。

材はやや黄白色で芳香があり、ヒノキチオールを豊富に含有しており、殺菌力と耐湿性にきわめて優れるため、まな板材など水回りで使う道具として最高級にランクされます。

育て方は、寒さと湿気に強い植物です。日陰でも十分育ちます。 逆に日差しが強い場所や、乾燥する場所では育ちにくい植物です。建物によって日が遮られた場所や、北側に植えてあげましょう。

成長は遅いですが、高さ10~30mになる高木ですので、植える場所は慎重に考えましょう。スペースが無ければ鉢植えでも問題ありません。

肥沃な湿潤地を好むので、植え付ける前に腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んで、水もちの良い土にしておきます。
鉢植えの場合は、市販の樹木用培土や、赤玉土に腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んだものを使います。

水やりは、湿潤な土壌を好みますので、根が張るまでは、乾燥しないように気をつけて与えます。根付いてしまえば水やりの必要はなくなります。鉢植えの場合は、土の表面が乾燥したらたっぷりと与えます。

施肥は、2月頃に化成肥料を根元に与えれば十分です。土壌の栄養が豊富なら肥料は必要ありません。

水やりも肥料も育ち初めのうちだけで、その後は必要なくなります。生育条件が整っていれば、放置状態でも勝手に育ちます。殺菌作用を持つ為、病気や害虫の被害もあまりありません。

剪定しなくても自然な樹形になりますが、背丈がかなり伸びますので、生育を抑制するためには剪定が必要です。

花言葉は「永遠の憧れ」「不滅」「不死」「変わらない友情」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

スポンサーリンク