紫陽花 アジサイ 角字で花と植物の名前、漢字表記
紫陽花
アジサイ
英語: Hydrangea ハイドランジア
Unicode: [紫_0x7D2B][陽_0x967D][花_0x82B1]
アジサイはアジサイ科アジサイ属の植物。原産は、日本に自生しているガクアジサイで、海岸沿いで自生することから「ハマアジサイ」とも呼ばれます。
ガクアジサイは、中心部に雄しべと雌しべがあり、その周りを小花が6~9個で囲んでいます。園芸用語では「額咲き」といいます。
あじさいと聞いて思い浮かべる、花壇や公園などで見かける小花がこんもりと密集して、球状になっているものは、このガクアジサイが変化したホンアジサイです。「手まり咲き」と呼ばれます。
育てやすい品種で、挿し木で増えます。地植えでも、鉢植えでも、土質を気にせず良く育ち、きれいな花を咲かせます。
花言葉は「移り気、浮気」「一家団欒」。「移り気、浮気」は栽培する土壌のpHによって花の色が赤や青にかわることから(品種によります)、「一家団欒」は小さな花がたくさん集まって一つの大きな花に見えることから、家族の繁栄と仲の良さを象徴しているとされます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.