空前絶後 くうぜんぜつご 角字でことわざ、四字熟語
空前絶後
くうぜんぜつご
Kuzen-Zetsugo
unprecedented
Unicode: [空_0x7A7A][前_0x524D][絶_0x7D76][後_0x5F8C]
未だかつて一度もなく、これからもまず起こらない、非常に珍しいこと、ごくまれなこと。
「それまでには例がなく、その後も例を見ない」という意味の故事成語。
「空前」はこれまでにないこと。「絶後」は今後もありえないこと。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.