秋桜 コスモス 角字で花と植物の名前、漢字表記
秋桜
コスモス
英語:Cosmos コスモス
Unicode: [秋_0x79CB][桜_0x685C]
キク科コスモス属の一年草植物の総称で、種としてのオオハルシャギク(cosmos bipinnatus Cav.)を指す場合もあります。熱帯アメリカ原産で、日本には明治時代に渡来しました。別名、秋桜(アキザクラ)。
茎は高さ2 – 3mになり、葉は細かく裂け、小葉はほぼ糸状になります。
開花期は秋で、6 – 10cmの花を咲かせます。花色は白から淡紅色、あるいは濃紅色で。中央の筒状花は黄色です。
花が群生すると大変美しく、やせた土地でもよく生育するため。景観植物としての利用される場合が多く、河原や休耕田、空き地などに植えられたコスモスの花畑が観光スポットとして有名になり、各地で栽培されています。
日本の秋の風物詩となり歌に歌われるほどで、歳時記では秋の季語になっています。
育てる場合は、風通しと水はけの良い日なたで管理しましょう。
荒地でも育つような丈夫な植物で、土質はあまり気にしません。風通しと日当たりが良ければ、種を蒔いても、苗を植えても良く育ちます。
水やりは、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。地植えでは、雨水がかかる場所では、ほとんど必要ありません。過湿を嫌いますので、水の与えすぎには注意してください。
肥料を与えると良く育ちます。地植えでは大きく育ちすぎるので、元肥で十分です。草丈が高くなると倒れやすくなります。
鉢植えの場合は、元肥に緩効性肥料を与え、定期的に液肥を与えましょう。
花言は「乙女の真心」「調和」「謙虚」「乙女の純潔」「美麗」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.