石楠花 シャクナゲ 角字で花と植物の名前、漢字表記
石楠花
シャクナゲ
英語:Rhododendron ロードゥデンドゥラン
Unicode: [石_0x77F3][楠_0x6960][花_0x82B1]
ツツジ科ツツジ属無鱗片シャクナゲ亜属、無鱗片シャクナゲ節の常緑広葉樹の総称で、主に低木ですが、高木になるものもあります。
北半球の亜寒帯から熱帯山地までのきわめて広い範囲に分布し、南限は赤道を越えて南半球のニューギニア・オーストラリアに達します。特にヒマラヤ周辺には非常に多くの種が分布します。
真赤なシャクナゲ(ラリーグラス)は、ネパールの国花です。
「ラリーグラス」とも呼ばれ、親しまれています。中でも「真赤なラリーグラス」が、赤を国旗の色にするほど特別思い入れのあるネパールの国の花とされています。
野生状態でも変種が数多く、また園芸植物としても数多くの品種があります。種類数は、おそらく数百種類はあると思われます。
派手で豪華絢爛な大きな花を房状に咲かせます。花の色は白あるいは赤系統が多いが、黄色の場合もあります。非常に見応えがあり、花木の女王や花の王とも言われています。
葉は常緑で厚みと光沢があり、痙攣毒を含みます。摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがあります。食べたり、食べ物に添えたりはしないでください。
日本にも数多くの種類のシャクナゲが自生してるほか、園芸用品種として数多くの外国産のシャクナゲが導入されており、各地で植栽されています。
日本に自生していたシャクナゲは元々高山植物で、高い山の岩場などに張り付くように咲くので採取がしにくく、これが「高嶺の花」という言葉の由来であるとされています。
割と気難しい植物で、植え替えなどを嫌います。育てる場合は、日当たりが良く、植え替える必要のない場所で管理します。
ブルーベリーなどと同様に、酸性の土壌を好む性質があり、中性やアルカリ性の土壌では生育が悪くなり枯れてしまいます。鹿沼土のみか、鹿沼土、ピートモス、腐葉土を混ぜたものを使うか、シャクナゲ専用の培養土を使います。
アルカリ性になりやすいコンクリートの近くに植えないようにしましょう。また、石灰などのアルカリ性土壌改良材は使わないようにしてください。
施肥は、花後に液体肥料を規定より10倍薄くしたものを1回与えましょう。地植えの場合は花後と10月頃に緩効性肥料を与えます。
花言葉は「威厳」「荘厳」「警戒」「警戒心をもて」「危険」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.