烏瓜 カラスウリ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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烏瓜 カラスウリ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

烏瓜

カラスウリ

英語: Japanese snake gourd ジャパニーズ スネーク ゴード

Unicode: [烏_0x70CF][瓜_0x74DC]

カラスウリはウリ科の植物で、原野、林縁、河川敷、荒れ地、山野に自生しています。

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地下にはデンプンやタンパク質をふんだんに含んだ芋状の塊根が発達していて、これで越冬します。夏の間に延びた地上の蔓は、秋になると地面に向かって延びて根を出し、新しい塊根を作って繁殖します。

花弁は白色で主に5弁(4弁、6弁もある)で、フチは白く細いひも状になって伸びてレース状に広がります。
夜行性のススメガに花粉を運ばせるために、花は夜に開き、日の出前には萎みます。

秋には、秋晴れの空に映える、美しい朱色の楕円形の果実を実らせます。
果肉は非常に苦く食用にはなりませんが、鳥がこの果肉を食べて種子を遠くに運ぶ場合もあります。名前の由来はこの実をカラスが好んで食べるからとされていますが、特にカラスの好物という観察例はあまりないようです。

カラスウリの種の形は、「大黒様のお顔」や「打ち出の小槌」に似ていることから、金運アップのお守りとして財布に入れると、お金が入ってくると言い伝えられています。

同じウリ科の植物でキカラスウリという黄色い実がなるものは、甘みがあり食べる事ができます。
キカラスウリの塊根からは、天花粉というデンプンが取れ、おしろいの原料、あせもの予防、治療などに用いられました。

花言葉は「よき便り」「誠実」「男ぎらい」「二面性」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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