樺 カバ 角字で花と植物の名前、漢字表記
樺
カバ
英語:Birch バーチ
Unicode:[樺_0x6A3A]
カバノキ科の1属で、カバ・カンバ(樺)、カバノキ(樺の木)などと呼ばれます。
世界に約40種、日本に約10種ある落葉広葉樹で、北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布します。高原の木として知られるシラカバや亜高山帯のダケカンバが代表的です。
いわゆるパイオニア樹種の一つであり、日本の寒冷地ではササが密生する無立木地の表土を除去する、地ごしらえをすると、カバノキが優占することが多いです。
パイオニア樹種は、森林が成熟すると、姿を消してしまうため。観光資源として利用されているシラカバ林等では、人工的に他の樹種を伐採して群生地を保護している場合もあります。
木目の美しさでは桜や楢には劣りますが、比較的安価なので、家具やフローリング材に、楢や桜の代用品として使用されます。濃い目に塗装してウオルナットやチークの代用品としてもよく使用されます。ただし、表面が傷つきやすいという欠点があります。
シラカバ等は樹皮が美しいため、工芸品などに利用されます。
育て方は、日当たりの良い場所を好みます。冷涼な気候を好み暑さを苦手としますが、丈夫な雑木類なので、夏に蒸し暑い平地や、暖かい地方でも生育します。種類によっては、平地や暖地では育たない場合があります。
用土は、庭木として扱う場合は腐葉土や堆肥のたっぷり入った水もちの良いやや軽めの土を好みます。植える際には腐葉土や堆肥をたっぷりと鋤こみます。
水やりは、株元の乾燥を嫌がります。夏の高温とともに乾燥しやすいので、夏場は水やりをした方がよいでしょう。
施肥は、特に必要ありませんが、木が若いうちは油かすなどを少量施すとよいです。落葉の積もった水はけの良い場所に自生しているので、腐葉土などを根の周りに施しましょう。
花言葉は「光」「豊饒」「温順」「豊富」「あなたを待つ」「柔和」「忍耐強さ」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.