松葉牡丹 マツバボタン 角字で花と植物の名前、漢字表記

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松葉牡丹 マツバボタン 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

松葉牡丹

マツバボタン

英語:Rose moss ローズモス

Unicode: [松_0x677E][葉_0x8449][牡_0x7261][丹_0x4E39]

スベリヒユ科の一年草で、葉の形状が針のようで松に似ており、花が牡丹のように華やかなため、「松葉牡丹(マツバボタン)」と名付けられました。
別名「不亡草(ホロビンソウ)」。年々種が零れて、新たな花が咲くのでこう呼ばれています。

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南アメリカ原産で、アルゼンチン、ブラジル南部、ウルグアイに自然分布します。花を観賞するために世界各地で良く栽培されています。日本では、江戸時代から花壇用草花として親しまれてきました。

茎が這うように広がり、枝分かれしながら成長します。
葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強く。世話のほとんど不要なくらい丈夫です。

開花期は6~9月頃で、花弁の色は白、黄、赤、オレンジ、ピンクなど多彩です。八重咲きの品種もあります。
花は一日しかもちませんが、花数が多く、6月から9月頃までほとんど途切れることなく次々と咲きます。
種子は非常に細かく、こぼれ種でもよく繁殖します。

育て方は、暑さと乾燥、強い日ざしを好みます。日当たり、風通し、水はけの良い場所が適地となります。日陰では育たず、多湿の状態が続くと根腐れを起こします。

用土は、水はけの良いものを使います。市販の草花用培土を利用する場合、軽石や鹿沼土などを2~3割ほど混ぜます。配合する場合は赤玉土、腐葉土、鹿沼土に軽石を混ぜて使います。
花壇やコンテナはもちろん、砂利道のわきや敷石の間などの、乾きやすいところでもよく育ちます。

水やりは、鉢植えでは用土がしっかりと乾いてから与えます。地植えの場合はほとんど必要ありません。

施肥は、開花期間が長いので、生育期間中、2か月に1回ほど置き肥をするか、月に2回ほど液体肥料を薄めたものを施すと花付きが良くなります。

花言葉は「無邪気」「可憐」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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