情報流行 インフォデミック/じょうほうりゅうこう 角字で新型コロナウイルス感染症関連用語、漢字表記
情報流行
インフォデミック/じょうほうりゅうこう
Infodemic
Unicode: [情_0x60C5][報_0x5831][流_0x6D41][行_0x884C]
情報を意味する「インフォメーション(information)」と、流行を意味する「エピデミック(epidemic)」を組み合わせた造語。噂やデマ、不確かな情報などを含む大量の嘘情報(フェイクニュース)が氾濫・拡散し、安易に鵜呑みにした人々が誤った行動を取ることで、現実社会に悪影響を及ぼすことを指します。
現在は、ソーシャルメディアなどを通じて、情報の拡散、伝達速度が速まることで、インフォデミックが極めて起こりやすい社会になっていると考えられます。拡散や行動を起こす前に、冷静になって、知り得た情報を検証する必要があります。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.