女郎花 オミナエシ 角字で花と植物の名前、漢字表記
女郎花
オミナエシ
英語: patrinia パトリニア
Unicode: [女_0x5973][郎_0x90CE][花_0x82B1]
オミナエシは、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物で、秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれており、和歌にも詠まれています。前栽、切花などにも用いられてきました。別名は、敗醤(はいしょう)。
沖縄をのぞく日本全土および、中国から東シベリアにかけて分布しており、日当たりの良い山野の草地や林縁に自生しています。近年では数が減りつつあり、人里近くで野生のものを見かけることは少なくなっています。
花期は夏から秋にかけて(8 – 10月)で、茎の上部で分枝し、花茎の先端に黄色い小花を平らな散房状に多数咲かせます。秋晴れの青空に映える黄色い花は美しく、秋を代表する花として親しまれています。
種子でも増えますが、多くは株わきにできる新苗で増えます。
育てたい場合は、通販やホームセンターで苗を売っているので、水はけのよい場所に植えてください。草丈が高くなりますので、花壇の後方にぴったりです。丈夫で強健ですので、栽培は容易で手がかかりません。日向または半日陰でも栽培できます。冬季は地上部がない状態となります。
花言葉は「美人」「はかない恋」「親切」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.