大葉子 オオバコ 角字で花と植物の名前、漢字表記
大葉子
オオバコ
英語: Plantago asiatica プランタゴ ロスラリス
Unicode: [大_0x5927][葉_0x8449][子_0x5B50]
オオバコはオオバコ科オオバコ属の多年草で、日本では北海道から沖縄までの全土のほか、国外では千島、朝鮮半島、中国、台湾、サハリン、シベリア東部、マレーシアなど東アジアを中心に広く分布します。
高地から平地まで、道端などによく生える野草です。地面から葉を放射状に出して、真ん中から花穂をつけた茎が数本立ちます。葉は食べられます。薬草としても利用され、漢方薬でも使われています。中国では車前草(しゃぜんそう)ともいいいます。
オオバコの種子は咳を鎮める作用が、葉は利尿作用があるとされており、さらに肌の傷にも利用されていました。 種子は体に熱がこもる尿が出にくい時や、目の充血、目の痛みがある場合に使われる生薬です。豊富な食物繊維を含むため、近年ではダイエット食品としても利用されています。
和名の由来は、葉が広く大きいことから「大葉子」と名付けられたと一般にいわれています。。地方により、別名ガエルッパ、ゲーロッパ、オンバコとも呼ばれます。
踏みつけに強く、人などがよく踏む道端などの場所のほか、校庭や公園などでもよく見られ、草丈が高くなる草が生えないような場所を選んで生育します。あえて人や動物がよく通る道に生え、踏みつけられながら育つため「踏み跡植物」とも呼ばれます。草丈が低いので、逆に踏まれない場所では他の草に埋もれて日照不足になり、育ちません。
花言葉は「足跡」「白人の足跡」「足跡を残す」「耐え忍ぶ愛」「欺瞞」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.