大猩猩 ゴリラ 角字で哺乳類の名前、漢字表記
大猩猩
ゴリラ
英語:Gorilla ゴリラ
Unicode:[大_0x5927][猩_0x7329][猩_0x7329]
霊長目ヒト科ゴリラ属の哺乳類の総称。有名なのはマウンテンゴリラです。
マウンテンゴリラは、アフリカの赤道直下に近い、アンゴラ、ウガンダ、ガボン、カメルーン南部、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国東部、赤道ギニア、中央アフリカ共和国南部、ナイジェリア東部、ルワンダの多湿林に生息します。
ギリシャ語で「毛深い部族」という意味の「ゴリライ」が名前の由来とされています。和名として大猩猩(おおしょうじょう、だいしょうじょう)が使用されたこともあります。猩猩は元は中国の架空の動物の名前ですが、オランウータンの漢名とされていました。
マウンテンゴリラは、体重オス150~180kg、メス80~100kg。出産直後の幼獣は体重1.8kg
毛色は黒や暗灰褐色。オスは生後13年で背の体毛が鞍状に白くなり、シルバーバックとよばれます。
また、オスは生後18年で後頭部がヘルメット状に突出します。
昼行性で、夜になると日ごとに違う寝床を作り休みます。行動範囲は10~50平方kmで、1日あたり0.5~2kmを移動します。
単独のオス/オス1頭とメス複数頭からなる群れ/複数の雌雄が含まれる群れ、を構成します。オスが成体になっても群れに残る傾向があります。
高い木がなく下生えが密生した環境に生息し、樹上にはほとんど登りません。
食性は植物食傾向の強い雑食で、果実、植物の葉、アリやシロアリなどの昆虫を食べます。マウンテンゴリラはジャイアントセロリやヤエムグラ、ヒレアザミ、イラクサ、雨季のタケノコなどを好んで食べます。
低地では種にかかわらず果実食傾向が強く、果実が豊富な環境では果実を主に食べ、食べる果実の種数がチンパンジーと同程度に達することもあります。
現在の生息数は1000頭にも満たないと推定されます。
四肢を使い、手を軽く握って指の背を地面につける特徴的な歩き方は、ナックルウォーキングと呼ばれています。
ポコポコと乾いた音をさせて胸をたたくドラミングは、最も特徴的な行動で、敵を威嚇したり、自分の存在を周囲にアピールするためのものと考えられています
粗雑で凶暴な生き物というイメージがあり、乱暴者の代名詞ですが、本来は温和で繊細な動物で、争いを好まず、遊び好きで、群れのメンバーとも仲が良いです。
農作物を食害することが少なく、地元住民との軋轢が少なかったことから、人間に対する警戒心が薄く、また、めったに人間や他の生物に危害を加えることはありません。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.