団栗 ドングリ 角字で花と植物の名前、漢字表記
団栗
ドングリ
英語:Acone エイコーン
Unicode: [団_0x56E3][栗_0x6817]
クリ、ブナ、イヌブナ以外のブナ科の植物である小楢(コナラ)、水楢(ミズナラ)、橡(クヌギ)、柏(カシワ)、粗樫(アラカシ)、白樫(シラカシ)等の果実の総称です。果実(堅果)であり、種子ではありません。
樹種により形状は多様ですが、先端はとがり、硬い皮に覆われ、上部はすべすべして茶色、下部はぶつぶつした薄めの褐色。殻斗と呼ばれるおわん状・まり状のものを付けています。殻斗は俗には「ぼうし」「はかま」などと呼ばれます。
多くの動物がドングリを食用にしています。大量のデンプンを蓄え、また生産量も多いことから、特に哺乳類にとって、秋の重要な食料であり、豊作、不作が、野生動物の生存に大きな影響をもたらします。
樹上ではムササビ、リス、落下後はネズミやカケスなどの食料となり、また、ブナやミズナラの果実はツキノワグマの主要な食料であり、ドングリが不作の年には人里に出没するクマが多くなります。
家畜の飼料として利用されることもあり、イベリコ豚等の重要な飼料として、中央ヨーロッパにはブナの林の中でブタを飼う養豚林があります。
人間の食料としても重要な役割を果たしてきました。縄文時代の遺構からはドングリが発見されており、渋抜きをして食用にしていたと考えられています。
ブナの実などは生のまま食べられます。またシイ類は生食の他、炒めると香ばしくなります。スダジイ、ツブラジイなど一部の種では甘みがあって渋みがなく、渋抜きせずに生あるいは炒ってそのまま食べられます。
花言葉は「永遠の愛」「おもてなし」「長寿」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.