唐菖蒲 グラジオラス 角字で花と植物の名前、漢字表記
唐菖蒲
グラジオラス
英語:Gladiolus グラジオラス
Unicode: [唐_0x5510][菖_0x83D6][蒲_0x84B2]
アヤメ科グラジオラス属の植物の総称で、原産地は小アジアから地中海沿岸にかけてと、熱帯アフリカから南アフリカにかけての2つの地域があります。その地域に約150種類の原種があります。
日本では自生していないので、生息している個体はほとんど園芸植物として植えられているものです。別名、トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)とも呼ばれています。
名前は葉が古代ローマの剣であるグラディウスに類似していることが由来とされています。
日本では明治時代に輸入され、栽培が開始されました。
花色が豊富で、花弁もフリンジ咲き、平弁咲き、反転弁咲き、受け咲きなどがあります。
育てる場合は、春に球根(球茎)を植えます。夏の7 – 8月にかけて開花します。
日当たり、水はけのよい、強風が避けられる場所で、中性~弱アルカリ性の有機質に富んだ土質に植え付けましょう。
花言葉は、ピンク色「ひたむきな愛」、紫色「情熱的な恋」、白色「密会」、赤色「用心深い」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.