刈安 苅安 青茅 カリヤス 角字で花と植物の名前、漢字表記
刈安 苅安 青茅
カリヤス
英語:Miscanthus tinctorius ミスキャンタスティントリアズ
Unicode:
[刈_0x5208][安_0x5B89]
[苅_0x82C5][安_0x5B89]
[青_0x9752][茅_0x8305]
イネ科ススキ属の多年草で、本州(東北南部~近畿北部)の山地や草原、林縁に見られます。
ススキに似た姿ですが、草丈50~100cmとススキより低いです。
また、8月から10月に出る穂は枝(総)の数が5本前後でススキより少なく、毛(芒)がないので見た目がかなり異なります。
葉の裏に毛がないのも特徴。似たものにカリヤスモドキがありますが、葉の裏に毛があり、穂に毛(芒)があるので見分けがつきます。
ススキより刈りやすいから「カリヤス」の名がついたと言われています。
育て方は、日当たりの良い場所を好みます。水がたまるような場所でなければ、特に土質を選びません。
用土は、草花用の培養土でよく育ちます。土質の選り好みもなく、極端に乾燥しやすい用土でなければ特に選びません。酸性度の強い火山灰土壌でも育つほどです。
盆栽用につくる場合は、赤玉土の単用など、栄養分が少ない用土を用います。
水やりは、鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。わりあいに水を好むので、夏は1日1~2回与えます。
地植えの場合は基本的に与えなくてもかまいませんが、晴天が続き、葉が巻いているようなら十分に与えます。
施肥は、春から夏にかけて、草花用の肥料を少量施します。量が多すぎると枝葉ばかり茂りすぎるので、控えめを心がけます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.