冠座 かんむり座 角字で星座の名前、漢字表記

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冠座 かんむり座 角字で星座の名前、漢字表記 星座の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する星座についても簡単に解説しています。

かんむり座

Corona Borealis(コロナ・ボレアリス)

冠座 かんむりざ

Unicode: [冠_0x51A0][座_0x5EA7]

CrB

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季節(日本): 夏

王冠をモチーフとした星座。トレミーの48星座、現代の88星座の1つ。

うしかい座の隣にあり、数個の星が半円状に弧を描く、北天の小さな星座です。形が整った星座で、名前の通り冠を連想させてくれるので、一度覚えると忘れない星座の一つです。古くから存在しており、日本でも「首飾り星」「車星(くるまぼし)」「太鼓星(たいこぼし)」などと呼ばれていました。
ラテン語での星座名 Corona Borealis は「北の冠」という意味で、みなみのかんむり座と対になっています。

α星「アルフェッカ」は「かけた明るい星」という意味で、2等星。かんむり座で最も明るい恒星です。

かんむり座のモデルとなった冠はクレタ島のミノス王の王女アリアドネの冠とされています。

クレタ島には迷宮があり、牛頭の怪獣ミノタウロスが住んでいて、ミノス王は毎年7人ずつ少年と少女を生贄に捧げていました。

英雄テセウスは、生贄に交じって潜入し、怪物を退治しました。その際、あらかじめ通り道に張っておいた、アリアドネにもらった糸をたどって迷宮を脱出したため、難しい状況から抜け出す際に、そのキーとなるものを「アリアドネの糸」と称します。

テセウスとアリアドネは島を脱出しますが、何らかの事情でアリアドネは置き去りにされてしまいます。悲しむ彼女を哀れに思った酒神ディオニソスが彼女を妃に迎えました。2人の結婚式の際、鍛冶の神ヘパイストスが黄金と宝石をふんだんに用いて冠を制作し、時間の神ホーラー姉妹と女神アフロディーテが祝福して、アリアドネに贈りました。

後にディオニソスがこの冠を天に上げて、かんむり座にしたとされています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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